始めから正しく実行できます
精細な整地作業に油圧ショベルを使用する
土木工事、下水工事、コーティング作業を専門とし、社会的な貢献において賞を受賞した会社、Øsby Entreprenør & Kloakservice Apsの油圧ショベルオペレーター、クラウス・ハンセン氏はこう話します。 Øsby は現在、 ホフマン A/S 社が元請業者であるデンマーク、ヴァイレ県の新しい警察学校の建設工事で、土木工事、アスファルト舗装、タイル張りの請負業者として働いています。新型コロナウィルスの状況にも関わらず、すべての活動は屋外で行われたため、プロジェクトはスケジュール通り進行しています。
「これは通常当社が請負うものより、大きなプロジェクトです」とクラウスはコメントしました。「マシンコントロールソリューションの真価を問われるという意味で真の「ライカプロジェクト」でした。アスファルト舗装とタイル張りのために精細な整地作業を実施し、井戸や地下室等を掘削し、全ての作業をデジタルで記録する必要がありました。」
クラウスは、チルトローテーターとともにバケットとグレーディングビームを使用したことにより、精細な整地作業に Liebherr 924 油圧ショベルを使用できました。クラウスが材料を運搬する必要がある時、グレーディングビームはバケットとしても使用することができ、 ライカジオシステムズの iXE3 マシンコントロールソリューションを使用することで、整地作業を迅速に完了することができました。
「新しい Leica MC1 ソフトウェアは、完璧に動作しました。迅速で十分な能力がありました」とクラウスは話しています。「マシンコントロールを使用する前、私たちは水糸を使用していました。正しく完了するためには、1つの場所を2回か3回作業する必要がありました。マシンコントロールを使用したおかげで、始めから正しく実行できました!」
Øsby 社の3Dマシンコントロールへの道
クラウスは、 Øsby Entreprenør & Kloakservic 社に14年以上勤めています。「私は学生の頃、この仕事を始めました」と彼は言います。「私の父といとこもこの会社に勤めていました。」
Øsby Entreprenør & Kloakservice 社は、2D マシンコントロールをレンタルすることで始めましたが、まもなく3Dソリューションにアップグレードしました。
「同僚からマシンコントロールの使い方を訓練されました。とても簡単に習得できました」と彼は話します。
このプロジェクトでは、屋内ホールの幾つかは、3D GNSSソリューションを使用して建設されました。
「GNSS 信号が十分強力だったため、レーザーをセットアップする必要がなく、屋内で作業する時は2Dソリューションに切り替えました。」
このようなプロジェクトの3Dマシンコントロールソリューションの利点は、 MCP80 キャビンの画面にすべての井戸と地下室を3Dプロジェクトファイルに表示できることです。プロジェクトファイルへのアップデートが定期的に行われるプロジェクトでは、 Leica ConX への統合も重要です。
「このプロジェクトでは、測量士が月にほぼ1度はプロジェクトファイルに変更を加えるため、 ConX を介して同期すると、私の Leica MC1 ソフトウェアでアップデートされたプロジェクトファイルを受け取ることができます」とクラウスは説明します。
Øsby Entreprenør & Kloakservice 社は、さらにロトチルト とLeica iXE3マシンコントロールソリューションを備えた新しい Liebherr924 油圧ショベルを注文しました。 リープヘル社とライカジオシステムズの新しいパートナーシップのお陰で、新車にナビゲーションシステムを注文するのと同じように、ライカジオシステムズの Leica iXE2 および iXE3 マシンコントロールソリューションを 統合したLiebherr油圧ショベルをリープヘル 社の工場に直接注文することができます。
「これにより、現場での設置時間が短縮され、ユーザーは機械の納品後直ちに作業を行うことができます」 とライカジオシステムズ、マシンコントロール事業部、OEMディレクター、ライナー・ビッペンは説明します。
Leica iXE3、ロトチルト 、グレーディングビームを使用するLiebherr924 。
著者、カリーナ・リッケ・ラムホルト氏