Leica Infinity 測量用ソフトウェア
現場とオフィス環境をつなぐ
Leica Infinity は測量の専門家向けに地理空間データを処理する使いやすいオフィス用ソフトです。新たな測量プロジェクトでも、建築図面データの準備でも、Infinity が作業フローをサポートします。
現場プロジェクトごとに様々なデータが集まってきます - BIM、CAD、GIS、さらに多くの種類が存在します。Infinity なら、これらのデータ・タイプをシームレスに抽出しインポートできます。統合型データ・エクスチェンジサービスの Leica Exchange と Leica ConX を使用することで、データの移行が大幅に効率化できます。
Infinity でワークフローをサポート:
- 3Dビューアでデータを容易にインポートし、視覚化し、そして管理できます。
- 現場の作業者用に、道路、地面およびコントロールポイントの測量データやインフラデータを準備
- プロジェクト報告書を作成・保存し、完全なトレーサビリティーを確保
- 地表面のTPSとレベルデータ、およびトリプル周波数マルチ・コンステレーション GNSS データを処理
- 3D、2D、1Dの調整網 で、信頼性が高い管理座標を生成
- 測定点の情報を含んだ、現場で撮影した画像を活用および管理
- 3Dメッシュツールを含むスキャンした固定点データで作業
- 現場から作業完了時まで、効率的なCADの図面作成作業
- Leica SmartNet を統合し、GNSS 参照データをダウンロード
- HxIP Imagery とデフォルトの基本地図で地理空間認識を補完
- Leica Exchange, Leica ConX データサービスで効率的なデータ転送
新しい v2.2 Infinity は、道路設計データ作成をサポートし、データのやり取りをシンプルでわかりやすくします。
2016年は、Infinity の大きな転機となる年でした。GNSS Postの処理を含め、高い知名度と信頼性を持つ Leica Geo Officeソフトウェアを引き継いだ Infinity は、当社の Captivate、SmartWorx Viva ユーザーにとっての必須ソフトウェアとなりました。
BIMは、最新の建設プロジェクトのプロセスであり、標準となっています。Infinity は、BIMモデル間をつなぐ役割を担い、フィールド・センサーおよび杭打ちアプリケーション用のデータの準備を行います。Infinity はプロセスの一部です。
Infinity GNSS 基線解析は、最新技術の処理エンジンを使用し、利用可能なコンスタレーションをすべて使用し、最も信頼できる正確な結果を取得しています。基線解析ツールは、結果データの視覚化と品質保証を行います。
Leica Infinity では、後処理および正確なレベル・データの管理が、使いやすく分かりやすい表示とレイアウトからおこなえます。
今日、どんな場所にも画像データが使われています。イベントをキャプチャし、その瞬間、時間と場所を思い出せるようにしています。
「ベースマップ」は、大手データプロバイダーからの画像や地図データ上に、測量データを合わせることで視覚化して出力する、容易な方法です。
現場の杭打ちジョブをインポートし、ドキュメント化と品質管理に利用できます。Infinity は現場での杭打ち作業用にデータ準備をサポートします。現場作業を終えたあと、データをインポートし、杭打ち点の報告を表示し保存できます。
3次元の地形図も Infinity なら処理が容易です。三つの地形タイプから選び、ボタン1つで最良の地形図データを作成する非常にシンプルな方法を活用できます。さらに強力な機能として、選択した地表面の正確なストックパイルの体積を計算できます。
背景画像を使用し、画像データの上に測量データを重ねることで、容易に視覚化し出力できます。ジオリファレンス・ウィザードは、オルソ画像をプロジェクト内で使用するための簡単な方法です。
地上の作業現場では、ローカルの想定位置から幾つかのステーションを測定しておき、オフィスに戻ってからそのデータを最終グリッド座標に移動させることは容易にできます。シフト 回転 縮尺ウィザードを使用することで、このプロセスがより簡単になります。