Leica iCON iCR70 – 建設・土工用のロボティックトータルステーション
一般的な芯出し・墨出し用途に適した、ミッドレンジの建設用トータルステーション
ライカジオシステムズのミッドレンジ建設用トータルステーション、Leica iCON iCR70は、従来のアナログ測量方法から最近のBIMプロセスに必要なデジタル墨出し技術に移行し、ビル建設業界に要求される高い生産性と精度を実現します。
iCON iCR70では下記が可能です:
- 基礎のフーチングまたは型枠のためのチョークラインの墨出し
- コンクリート注入作業前の、パイプの打込みあるいは裁断などの分かりにくい層での点の墨出し
- 空調設備の設置位置、配管工事、板金加工用の挿入・切り込みのための MEP(機械・電気・配管)要素の 芯出し・墨出し
- 床または天井への全自動化された墨出しルーチンおよび配管の貫通孔のための墨出し線引き
建築作業をより速く、よりシンプルに、より正確に準備・施工 このロボットは、お客様の建設ニーズに合わせ、一人で操作できるように設計されており、従来の墨出し手法に比べ、生産性が約80%向上します。iCONコントローラーの直感的なiCON build ソフトウェアとの組み合わせは、2D CADの柔軟な取扱いと3D設計モデルの完全なレンダリングを通して現場での芯出し・墨出し効率を保証し、確実なセットアップルーチンを提供します。
Leica iCON iCR70 – 効率的なレイアウト
デジタルへの移行
iCT70 を使用すると、従来のメジャーテープや下げ振り、水糸といったアナログな芯出しや墨出し方法から、最新のデジタル化された芯出しや墨出し方法へ切り替えることができます。複雑な設計もシンプルなガイド付きワークフローで、設計データから直接、簡単に実現します。
未来対応BIM主導の現場での芯出し・墨出し
レンダリング処理された 3D モデルとして、オフィスから現場の作業員に豊富なインテリジェント設計データを渡すことができます。レイアウトオブジェクト アプリを使用すると、柱やパイプなどのオブジェクトをコントローラーでタップして選択して、3Dモデルから直接芯出しを行うことを可能にします。現場の作業員は、シンプルかつ強力なフィルターでオブジェクト別の作業パッケージを自在に選択することができるため、MEP(機械・電気・配管)/空調設備の芯出しに最適です。
最も低い所有コスト
すべてのライカジオシステムズのトータルステーションは、信頼性と耐久年数を重視して設計されており、広範囲にわたる熟練したサービスネットワークによってメンテナンスされます。これらはすべて、元の投資の高い残余価値の維持に貢献します。iCR70 は、時間と運用コストを削減し、エラーを排除することで、より収益性の高いプロジェクトを実現します。
Leica iCON iCR70 の機能
- 4 ボタン・キーボードで操作がシンプル
- 特許を取得した SpeedSearch 機能による高速プリズム検知
- 長距離 Bluetooth® (最大 400m) による安定したデータ通信
- 効率的で信頼性が高く、シンプルで自動化されたセットアップルーチンのためのセットアップパイロットアプリ